あれからもう四年経つんですね

3月11日と言えば東日本大震災が起きた日です。

この日が来るたび

毎回思い出すのがドラッグストアショーの会場にいて危うく死ぬかと思った経験です。

よく天井が落ちてこなかったものだと今でもヒヤヒヤしますよ。

以下ご参考までに当時の様子を。

この日のことは絶対忘れちゃいけません。

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2011年、

３月１１日は第１１回ドラッグストアショー（ダイエット食品のサンプルも多数貰える）の初日ということで千葉の幕張メッセへ行っていました。

その最中に地震が発生、

おかげで一晩帰れなくなってしまいましたのでその様子をレポートしたいと思います。

１４：５０頃でしょうか

丁度企業ブースでセミナーを受けているときに

なんとなくかたかた周囲が揺れ始め

その後

ドカンと凄い揺れに襲われました。

天井に付いているライトがそれに伴って激しく揺れ

上から降ってくるのではないかと思うほどの恐怖感を味わいました。

ひとまず揺れがおさまったところで

外へ避難

（普段は展示物を外から運び込むために使われるゲートが全て開放され外へ案内されました。）

いったい何が起こったのかどこが震源なのか調べていたのですが、

その最中にまた二度目の揺れが！

駐車してある車が飛び上がるほど激しい揺れでした。

後で調べたところメッセ付近（美浜地区）は震度５強　だったことが解りました。

建物内は危険なのでとにかく外に出て！という指示が

中に入れないので外を迂回する事になったのですが

地面が凄い事になってたんですよ。

揺れる前はなかった亀裂が発生、

そこから泥が溢れ出していました。

こういうのを液状化現象というそうです。

場所によっては激しいゆがみが！

階段そのものが全て倒壊という事はなかったですが安全のためその後封鎖されたところがありました。

おかげで電車もバスもタクシーも来ない！

完全に孤立状態に陥り、帰れなくなってしまいました。

自宅のある東京に電話しても全く通じず、

携帯でニュースを調べたら東京も震度５強だったので本当に焦りました。

泊まるところはどうしようと思っていたらメッセやその周辺建物が一晩中出入り口を解放してくれたのでした。

中はこんな感じ

普段会議室として使われているところです。

絨毯のおかげでふかふかしていてそのまま寝転んでも大丈夫でした。

床やソファーなどに寝転んだりしながら復旧を待ちました。

毛布の代わりにテーブルクロスを使ったり、なかなかのサバイバル状態

寝ようと思っても１時間に１回くらいのペースで余震が来たので全く眠れませんでしたけど。

施設の開放によって

寝るところ、電気、水道、TVによる情報提供、トイレは得る事が出来たものの

食べ物がないのがホントに困りました。

飲食店は全て閉まってしまい、

開いていたのは２カ所しかないコンビニのみ。

当然人がそこに殺到しますから

店に着いたときにはおにぎり、弁当類は全て売り切れ！

ギリギリ売れ残っていたものを手当たり次第買ったものの

こんな感じ

カップ麺

スナック菓子

チョコ

チョコバー

これだけ。

ダイエット的にあまりよろしくなくても、

こういう緊急事態の時は安くて少量でたっぷりカロリーを摂れるのがありがたかったです。

流石にこの状況で春雨ヌードルは選べなかったですよ。

帰ってくるまでこんな感じの食料だけでずっと過ごしていたせいか

無事に帰宅できた時、

一番嬉しかったのはまともな食事が出来た事でした。

一晩あけた１２日朝の海浜幕張駅周辺の様子。

辺り一面ドロらだけ！

当然ですが、ドラッグストアショーは中止（１１日の夜の段階では１２日の昼から再開予定だったらしいですが完全に中止になりました。）

京葉線が全く動く気配がないので
（海浜幕張駅は封鎖されていて入れず。駅の中の施設も一切使えませんでした。）

さらに離れた総武線の駅（幕張駅メッセから歩いて３０～４０分）まで行ったのですが、帰れなかった人が殺到して駅の外まで大行列

凄い混んでて大変でしたよホントに。

このあとTVではポポポポーンのCMが沢山流れ、

どこに行っても食料の買いだめが発生してスッカラカン

さらには放射能騒ぎ
（体にアルミホイルを巻けとか、イソジンを飲むといいとか、冷静に考えたらそんなの効果あるの？ですよね）

そして自粛ムード
（花見自粛など）

いろいろありましたね。

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本当にヤバイ時はダイエット食品なんて買ってられません！

そういうのを買えるのはそれだけ平穏無事な日常である証拠です。

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