腸内フローラバランスと太りやすさの関係（3月3日みんなの家庭の医学より）

H27年3月3日に放送されたみんなの家庭の医学は
太りにくいカラダを作る腸内フローラSP

ちょっと食べただけなのに太ると嘆いている人おおぜいいますよね。

そういうのって少量で高カロリー高炭水化物なものを食べて、ろくに動かないからでしょ？

ところがケーキ食べ放題に行っても本当に太らない人も居るんですよ。

どうしてなのかその理由を慶応大学教授の伊東裕教授が教えて下さいました。

一万人以上の肥満や糖尿病患者を治療してきた名医です。

肥満の原因は大きく分けて２つ
食べ過ぎと運動不足！
そこに第三の原因として腸内細菌のバランスが関係しています。

太りにくい人は快便な傾向があります。

逆に便秘の人ほど太りやすい

では便秘の原因はいったい？
そこに腸内細菌のバランスが関係しているというわけ。

腸の中にはいろんな細菌が100兆個以上存在

全身の細胞の数が約60兆なので腸内細菌はそれより多いということに！

なんと細菌の重さだけで約1kgもあるそうですよ！

腸内細菌は大きく３つの種類にわかれます。
体にいいことをする善玉菌、悪いことをする悪玉菌
どっちにも変わりうる日和見菌（ひよりみ菌）

この様子がまるでお花畑に似ているということで腸内フローラというのだそう。
（フローラとは花畑という意味）

何らかの原因で善玉菌よりも悪玉菌のほうが多くなってしまうと

善玉菌が腸のぜん動運動（便を押し出す動き）を促進させているので、便が停滞し便秘になってしまいます。

更に善玉菌には余分な栄養の吸収を阻害する働きもあるので、それが弱まると吸収力がアップして太りやすくなってしまうそう

では腸内細菌のバランスが崩れる要因とは一体？

加齢と高脂肪食だそう。

腸内細菌って非常に入れ替わりが早いそうで、肉体年齢が若いうちは３日ぐらいでほぼ全て入れ替わるんだとか。
（実は便を構成するものって食物繊維と水分と腸内細菌の古いやつだったり）

それが年をとるに連れてだんだん鈍くなり結果的に善玉菌が減ってしまうんだそうです。

そして高脂肪食は悪玉菌が好む餌だから。

今の自分は大丈夫かな？

一番手っ取り早い見分け方は便が臭くなっていないかだそうですよ。

では腸内細菌のバランスを良くするにはどうしたら？

こんな方法があるそうです。

なんと健康な人の便を移植するそうで
(￣□￣;)!!

そういえば
これホンマでっかTVで紹介されたことありましたね。

加藤アナがいじられてたのを覚えてますよあせる

そうではないもっとまともな方法はというと
発酵食品を食べること

それから食物繊維をとること

まあ便秘解消の王道テクですよね。

これ以外ですと以下の３つです

１、なるべく多くの品目を食べる
悪玉菌にも少しは良い点があるそうで善玉菌にとって有利な食材ばかりを食べるのも良くないそう。なのでばるべく１日30品目を目安にいろいろな物を食べること。

2、食べた直後は安静にする
食後は消化のために大腸に血液が集まってきます。

安静にすることで腸の動きがさらによくなり腸内細菌が活性化するそう。

番組では昼寝を進めていましたけど、そこまでする必要はないと思いますよ。

よく食後30分くらいは安静にしているといいなんて言われますし、それぐらいでいいのでは？

3、脳と手先を使う作業をすること
脳の神経と腸の神経はつながっているので脳をフル稼働させるような複雑なことをやると腸の動きの活性化につながるそうです。

以上、便の状態をチェックしてこりゃヤバイ腸内環境が乱れてると思われた方
早速生活に取り入れてみてはいかが？

関連→世界一受けたい授業で紹介された腸内細菌を増やすテクニック

リバウンドしない正しいダイエットは
栄養バランスを意識しながら適度に食べ、
適度に運動して
摂取カロリーと消費カロリーのバランスを取ることです！
（次々いろんなダイエット方法が紹介されますが、まずはこれを守った上で取り入れましょうね！）

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