痩せろとは言わない！ただ。。。（林先生のダイエット授業を見た感想）

８月４日に放送された
テレビシャカイ実験あすなろラボで

林先生が痩せる気がないおデブさんを痩せる気にすることができるのか？という実験講義が取り上げられていたのでそれを見た感想を。

実験の結果を最初に言ってしまいますと

痩せたいと思ったという人もいれば、
別にそうは思わなかったという人もいて
成功とも失敗とも言いがたいという状況でした。

私もビミョーって思いましたもん。

というのも痩せたほうがいいのか、太っていてもいいのか

どちらなのか分かりにくい説明になってたんですよ。

最初に、
時代によって太っていた方が歓迎されたこともある。
↓例えばこんな感じ

（当時は食糧事情が悪かったので太っていたほうが美人扱いされたという説があるそう）

美意識はそのときどきで変わるもの。

今は痩せている方がもてはやされているだけ。

願望というのは情報によってもたらされる。

いろいろなメディアに痩せている方がいいという情報が載るので

痩せたがる人が増える。

いらない情報を遮断することも重要。

なので皆さんは
痩せたほうがいいという情報を遮断して
自分を貫いているとも言える。

おお！なんだか

太っている人を褒めてるし！

と思ったら

中盤で太っていると人に迷惑をかけることもある。

例えば電車に乗った時太りすぎていると隣の人を圧迫してしまう等。

(日本では滅多にないですけど、アメリカの友人に聞いたら結構な頻度でもっと悲惨な状況になるそうです。座席半分ぐらい太った人のお肉がはみ出してくるとか。。。詳細記事があります→こちら）

自分はやせている方が自分の言葉に説得力を持てるので痩せている方がいいと感じる。

何よりカラダのキレが良い！

※林先生は身長１７５センチでだいたい７３ｋｇ
　それが７５ｋｇを超えると急に動きづらくなるんだとか。
なので増えたとしても７６ぐらいまでに抑えているそうです。

そのためにこんな努力をしてきた。
（ジャンクフードを食べない、
食事は１８時までに終わらせる、
食べ過ぎたら翌日はほとんど何も食べない、
ジョギングに行くなど）

太っている人は自分を甘やかしている。

（これは余計なカロリー摂取につながると分かっているのに
ちょっとぐらいならと手を出すのはその典型例）

なんだか急に太っていることは良くないというような

最初とは逆の展開になり

あれれ？と思ったら

最後の最後で

「僕はやせろとは一言も言いません」

で、、、、どっち？みたいな。

どうせなら
一番最初に
痩せろとは言わない、と言ってしまい

昔は太っていることが美の象徴だったこともある。
何がいいかはそのときどきで変わるんだ。
ただ、僕の場合はやせるとこんな良いことがあった。
よかったら参考にしてね。

という展開にしたほうがわかり易かったような。。。

でもまぁ

共感できたところも多々あるんですよ。

特にココ

矛盾する社会状況

いろいろなメディアで痩せたほうがいいよと騒ぎ立てる割には

どんどん太りやすい環境がそろってきているということ。

美味しいものが増えている。
高カロリーなものほど安い。
２４時間いつでも買えるようになってきている。

特に高カロリーなものほど安いというのが問題で

貧しい人ほど安いものを買うので
必然的に高カロリーなものを食べる羽目になるというのは
本当にその通りだと思います。

大抵その手の食べ物は
ジャンクフード（ハンバーガー、フライドチキン、ポテトフライなど）で
一度食べるとすぐにもう一度食べたくなるような味付けにされて販売されています。

金銭的にそういうのしか買えなくなったら

太るしかないような状況に追い込まれます。
貧富の差が激しい国ほどその傾向があります。

別の番組ですが、
アメリカに移住したら貧しさのあまり

↓こうなっちゃった。。。

という例が紹介されています。→もっと詳しく見たい方はこちら

だとしたら国も少しは責任を取るべき！

だよね！と思わず手を叩いてしまいましたもん。

ちなみに、アメリカでは訴訟も起こされているそうですが、
全て却下されたとのこと。

なにを食べるかは個人の自由！
そんなこと言われても困る！

私ならジャンクフード税みたいなものを作って、
その税金を使って野菜を買う時の補助金とし、
結果的に太りにくいものの方が安く買えるようにすればいいのでは？
なんて思いますけど、

みなさんはどうお考えになりますか？

リバウンドしない正しいダイエットは
自分の消費カロリーを知り、
どこまでなら食べていいのかをきちんと把握することです。

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